『ここに文章が入ります』コレクション

「ここに文章が入ります」で、インターネット検索すると、編集途中のホームページや、テスト用の雑な投稿がたくさん出てきます。

僕が知っているインターネットとはちょっと違った部分が見れて面白かったので、集めてみました。

f:id:rakugakibiyori:20171101233755p:plain

 

 

 

さて、では初めの通り、google先生に例の文章を入力して見ます。

・・・

 

f:id:rakugakibiyori:20171101234055p:plain

「ここに文章が入ります」を入力。

 

検索っ!!

 

すると・・・

 

f:id:rakugakibiyori:20171101233859p:plain

じゃん!こんな感じです!おお~、壮観。

 

さっそくのぞいてみましょう。

 

f:id:rakugakibiyori:20171101233755p:plain

とある会社のホームページ

 

f:id:rakugakibiyori:20171101234146p:plain 

とある技術会社のホームページ

 

f:id:rakugakibiyori:20171101234237p:plain

とある治療院のホームページ『これはダミーの文章です』のだめ押し。わかってるからおちついて!

 

・・・ものすごい数の「ここに文章が入ります」です。

 

インターネットって情報を提供するもんだって勝手に思ってたし、そう思わざるを得ないほど僕らはインターネットから情報を得ていますが・・・

これをみていると、実は空虚な部分もあるんだなあ、と、なんとなく悟りを開いたような気分になります。

これ、ネットやってる人ほど「・・・(悟り)」みたいな気分になるので、是非一度試してほしい。

 

と、まあこの記事はここで終わりでもいいんですが、せっかくなので僕を「・・・(悟り)」とさせた数々の「ここに文章が入ります」コレクションをまとめたので、おヒマな方は是非どうぞ。

 

まずはこちら。

 

f:id:rakugakibiyori:20171101234636p:plain 

 とある旅館のホームページ

 

○○○○○○○○の壁で統一されたシンプルなゲストルーム。ここに説明文が入ります。ここに説明文が入ります。ここに説明文が入ります。 

 

突然誰かに乗っ取られたように、同じ文言を繰り返すホームページ。

実際に声に出すと、その空虚さがより際立ちます。

 

下にスクロールしていくと・・・

 

 

f:id:rakugakibiyori:20171101234729p:plain

『客室○○○○○○○○』

 

ダミーで入っていた画像をそのままにしていると思われる客室紹介部分。

ずいぶん開放的な客室です。でも快適そうなのは間違いありません。

 

つづいてはこちら。

 

f:id:rakugakibiyori:20171101234957p:plain

とある教育施設のホームページ

 

今度は完全な穴埋め式。

 

しかし、先ほどの旅館と違うのは「新着情報」と銘打っているところ。

つまり、未来に起こりそうなことをなんとなく想像しながら書いた可能性があります。もしもボックス的な感じですね。

 

 

 

つづいてはこちら。

 

 

 

f:id:rakugakibiyori:20171101235034p:plain

とある建築事務所のホームページ

 

リフォームのビフォーアフターを見せるホームページのようです。

 

これ、「Afterを見る」をクリックすると・・・

 

 

 

f:id:rakugakibiyori:20171101235051p:plain

じゃん!

 

リフォーム後のダミーが出てきます。

 

クリックしたら別の文章が出てくるところまで実装したのに、肝心の内容は完全な空虚。

かろうじて写真がリフォーム後になっているので「言葉はいらない」的なことかもしれませんね。

 

 

つづいてはこちら

 

f:id:rakugakibiyori:20171101235302p:plain

とある会社の採用ホームページ

 

先輩社員からのメッセージ、内容は「ここに説明文が入りますここに説明文が入りますここに・・・」

 

メッセージはありませんでした。

 

せめて、「ここにメッセージが入ります。ここにメッセージが入ります。ここに・・・」

だったら、すこしは温かみも感じたのですが・・・。

 

「説明文」という無味無臭な単語が、より空虚さを引き立てます。

 

 

 

つづいてはこちら。

 

f:id:rakugakibiyori:20171101235432p:plain

とあるホームページ。

 

だんだん見慣れてきましたね。なんの共通性もない画像群が

インターネット感を引き立てます。

 

 

このサイト、下にスクロールしていくと、プロフィール部分があるのですが・・・

 

f:id:rakugakibiyori:20171101235511p:plain

テスト市テスト町。

 

かなりのパワーワードです。テスト市テスト町。

 

いったい、どこにあるんでしょうか。全てがダミーの実態のない町なんでしょうね。文字という文字は、「ここに文章を入力」になっていて、画像や人の顔なんかも「SAMPLE」とか書かれてたりして・・・

なんかちょっと怖いな。

 

 

 

と思ったら、テスト市テスト町に関する有力な情報が、別の会社のホームページにありました。

 

f:id:rakugakibiyori:20171101235538p:plain

「株式会社テスト」

 

この会社も、テスト町に建っていました。テスト町は京都市中京区と、東京都港区にあるみたいです。

 

港区を歩く際は注意して歩いてくださいね。次元の狭間から電脳世界に連れて行かれるなんてこともあるかもしれません・・・。(妄想)

 

役員の欄には、テスト三兄弟が。

 

f:id:rakugakibiyori:20171101235622p:plain

太郎、次郎、三郎、という無機質な名前に虚しさを覚えます。

 

 

 

どうでしょうか、だんだん「・・・(悟り)」な気持ちになってきませんか?

 

 

・・・こんな感じで今回はここまで。検索した限り、まだまだ空虚なダミーサイトはありそうなので、みなさんも是非試してみてくださいね。

 

では!

 

 

f:id:rakugakibiyori:20171101235939p:plain

 京都市テスト町』で検索しても同じようなサイトがたくさん引っかかりました。